こんにちは、えみ(@emi_3mama)です。
2021年の秋、第3子を無痛分娩で出産しました。
経産婦はお産も早まるし自然分娩にしようか迷ったのですが、結果やはり無痛にして良かった!と強く感じました。
そこで今回、私の体験談をご紹介したいと思います。
3人目だけど無痛にしようか迷っている方のご参考になれば幸いです。
目次
1.無痛分娩を選んだ理由
私は1人目・2人目も無痛分娩で出産しています。
元々痛みに弱くて、でも子供は3人欲しい!と思っていたので必然の選択でした。
そして今回はこれまでと違う点として、
- 里帰りをしない(上2人の時は1ヶ月里帰り)
- 保育園児2人のお世話が大変
- 30代後半になり体力低下に懸念
これらの不安要素があったため、最終的には無痛分娩を選びました。
2.3人目の無痛分娩はどうだった?
私の産院は計画無痛ではなく和痛分娩。自然に陣痛がくるのを待ち、子宮口がある程度開くまでは痛みに耐えなければいけません。
それでも、MAXの痛みを経験しなくて良いという安心感がありました。
産後は新生児のお世話で忙しくなりますよね。
上の子供達と過ごす貴重な妊娠期に、穏やかな気持ちでいられたのは本当に良かったです!
では、ここからは具体的にどんな出産だったのか、レポートしたいと思います。
予定日13日前におしるしと陣痛
数日前から前駆陣痛があり、当日の朝はおしるしもあったので「今夜あたり陣痛がくるかも」と思いました。
過去2回とも当日朝におしるしがあり、前回も予定日11日前に産まれているので確信に近かったです。
そこで、日中は猛烈な勢いで家の掃除と作り置きを済ませました。我ながらすごい集中力でした(笑)
そして真夜中12:00頃、やはり陣痛がきました!
軽い痛みだったのですが、15分間隔に近づいていたので産院へ連絡。子供達が寝ていたので夫は付き添えず、1人で陣痛タクシーで向かうことになりました。
陣痛タクシーについては別記事でまとめています↓
【関連記事】陣痛タクシーのおすすめは?都内大手を徹底比較~利用体験レポあり~
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産院到着後すぐに麻酔投与
到着後に検査すると子宮口はまだ3cm。でも本陣痛はきているし、経産婦なのですぐに麻酔を投与しましょうとのこと。
え!?もう麻酔打っていいの??
とかなり驚きました。
1人目は6cm、2人目は8cmまで我慢したのでかなり陣痛が辛かった記憶がありました。まだこんな早い段階でOKが出るなんて、3人目ってすごい!
麻酔効果は抜群
陣痛が軽いのでまだ体が痛みに慣れておらず、麻酔を打つ時の注射は結構痛かったです。
しばらくすると、つーっと背中に水が流れる感覚があり、数分後に痛みが消えました。
モニターで確認しないといつ陣痛がきているか分からないレベルです。やはり麻酔の効果はすごい!
(※麻酔の効き方には個人差があるので、参考程度に留めていただければと思います)
陣痛が遠のき促進剤投与
ここで夫が到着。
しばらく時間がかかるとのことで、一度仮眠しました。
4時間ほど経過し子宮口は7cmまできましたが、陣痛が弱まっているので促進剤を投与することになりました。
第1子の時に使ったので抵抗は無かったですが、経産婦でも必要になることもあるんだな…と思いました。
いよいよ出産
促進剤投与から3時間後、子宮口はいよいよ全開。
医師の内診で破水すると一気に頭が下りてて、2-3回いきんだら元気な男の子が産まれました。
今回は麻酔の効きがやや弱く、産む瞬間はこれまでで一番痛かったです…
それでも、自然分娩に比べたら全然ですよ、と助産師さんがおっしゃってました。自然分娩でご出産された世のママさんを心から尊敬します…!
産後の回復は早かった
麻酔のおかげで体力温存できたので、産後はとても楽でした。
退院後1週間もするとだいぶ回復し、軽い家事もこなせるようになりました。
里帰りなしで、子供3人いても何とかなったので、本当に無痛にして良かったと感じました。
夫が在宅勤務で色々協力してくれたのも大きかったです。実家のサポートにも頼りました。
3.無痛分娩のメリット・デメリット
3人目を無痛で産んでみて、たくさんのメリットを感じました。
無痛分娩のメリット
① 出産への不安がなくなる
② MAXの陣痛を経験しなくて良い
③ 赤ちゃん誕生の瞬間を穏やかに迎えられる
④ 分娩前後の処置が痛くない
(会陰切開、胎盤摘出、会陰縫合等)
⑤ 産後の回復が早い
⑥ 赤ちゃんのお世話に注力できる
⑦ 上の子達への接し方にゆとりが生まれる
一方、デメリットもありました。
無痛分娩のデメリット
① 陣痛が遠のき、促進剤を使用することがある
② 麻酔中は飲食禁止(水やお茶はOK)
③ 追加費用がかかる
正直、強いてあげればという程度のデメリットでした。
経産婦は麻酔を打ってもスムーズに陣痛が進むことがあり、促進剤を使用しないケースも多いそうです。
私も2人目の時は使用せず、麻酔してから1時間半のスピード出産でした。
麻酔は費用もかかりますし、初産にくらべて鎮痛効果を得られる時間も短くなることが多いです。メリット・デメリットをふまえてじっくり検討するのが良いと思います。
4.出産体験レポート
ここからは、当日の様子を時系列でご紹介したいと思います。
出産当日
朝方 少量の出血
午前中 腹痛
重めの生理痛のような下腹部痛
昼頃 やや多めの出血
18:00 前駆陣痛
弱めの痛みが20分間隔、たまに30分間隔と不規則
00:00 弱めの陣痛
5分間隔~20分間隔とまちまち
1:00 陣痛が強まる
・痛みが腰にきたので産院へ連絡
・陣痛タクシーで向かう1:30 産院到着
・陣痛は10分間隔、子宮口3cm
・まだ耐えられる程度の痛み2:30 麻酔投与開始
・背中に水が流れるような感覚
・約15分後に痛みが消える
3:15 仮眠を取るよう指示あり
・夫が到着
・約4時間仮眠7:00 陣痛促進剤投与
・子宮口7cm
・陣痛が弱まったため促進剤投与9:00 促進剤増量
・内側からの押されるような痛み
・陣痛間隔もだんだん短くなる10:00 麻酔追加
・子宮口は全開
・麻酔を足していざ分娩へ11:00 破水
何回かいきみ、医師の内診で破水
11:13 出産
2-3回いきんだ後、3,100gの元気な男の子が誕生
10分間隔の本陣痛開始から出生まで、トータルのお産時間は約9時間。
初産が18時間半だったので、約半分程度でした。
ご参考として、1人目・2人目の無痛分娩体験の記事はこちら↓
無痛分娩のリスクや、産院選びのポイント等についてもまとめています。
【関連記事】初産の無痛分娩体験~痛みは?リスクは?詳しくレポ!~
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【関連記事】2人目の無痛分娩体験~1人目との違いは?メリットはあった?~
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まとめ
簡潔にまとめると、3人目で無痛を選ぶメリットは十分あると感じました。
なぜなら…
- お産への不安が無くなり、妊娠期に上の子達と穏やかな時間を過ごすことができる
- 経産婦は早めに麻酔投与してもOK(産院によると思います)
- 麻酔後の鎮痛効果は抜群で、産後のダメージも最小限
- 回復が早く、赤ちゃんのお世話と上の子のケアに注力できる
ただし、無痛分娩にはリスクもあります。
さらに経産婦さんの場合、麻酔効果を享受できる時間が短くなります。
費用対効果やメリット・デメリットをふまえて、よく検討されると良いかと思います。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
無痛分娩を検討される際のご参考になれば幸いです。