こんにちは、えみ(@emi_airline)です。
長い自粛生活で子供をどこへも連れて行ってあげられてない・・・
そんなもどかしさを感じているご家庭も多いと思います。
行きたい時に旅行やおでかけができる、当たり前の日常が早く戻るといいですよね。
今回、旅好きの私が世界45都市以上を訪れた中で、最も感動した「ヨーロッパの絶景と建築物」をご紹介したいと思います。
ジブリ映画のモデルになったところもあり、いつか子供と一緒に行きたい!という軸で選びました。
妄想の世界になりますが、箸休めにぜひご覧ください。
日本からのアクセス方法は、移動時間が短く乗り継ぎ回数が少ない、子連れに優しい方法をご紹介しています。
目次
1.クロアチア【プリトヴィツェ湖群国立公園】
クロアチアにある世界遺産「プリトヴィッツェ湖群国立公園」、琵琶湖の半分ほどもある広大な公園で、大小16の湖を有しています。
エメラルドグリーンに輝く美しい湖に心が洗われます。まさに奇跡の絶景。
湖底に沈殿した炭酸カルシウムがこの抜群の透明度を生み出しており、中国四川省にある九寨溝も似た景色が見れると有名です。
ハイキングコースが整備されているので、子供にも優しいです。
日本からのアクセスは、フランクフルトやロンドン経由でクロアチアの首都ザグレブに入り、そこからバス移動が一般的。便によっては同日乗り継ぎも可能です。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔ザグレブ:約1.5時間
ザグレブ⇔プリトヴィッチェ:約2時間半
※ザグレブからの日帰りツアーなどもあります。
2.クロアチア【ドゥブロブニク】
同じく世界遺産「ドゥブロブニク旧市街」、アドリア海の真珠とも称される美しい港町です。
ジブリ映画「魔女の宅急便」と「紅の豚」のモデルになったと言われています。
クロアチアはイタリアのお向かいにある国で、旅好きの同僚たちの中でもこの国が一番好き!という人が多いです。
どこを切り取っても、まるで絵葉書のような景色に魅了されます。イタリアからフェリーが出ていて、アドリア海を航海するという貴重な経験も。
日本からのアクセスは、フランクフルトかロンドン経由がオーソドックスです。同日乗り継ぎできないので経由地で1泊必要です。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔ドゥブロヴニク:約2時間
空港⇔市内:30-40分
3.イタリア【アルベロベッロ】
南イタリアにある世界遺産「アルベロベッロ」、ブーツ型のイタリアのかかとあたりに位置する、人工1万人ほどの小さな街。
とんがり帽子型の小さな白い家はトゥルッリと呼ばれ、まるで絵本の中にいるような、メルヘンで可愛らしい街並みが広がっています。
坂道や石畳が多くベビーカーでは少し大変。歩けるようになったらより楽しめる場所かと思います。
日本からのアクセスは、フランクフルト経由でバーリという都市へ入り、そこから私鉄利用が早いです。便によっては同日乗り継ぎできます。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔バーリ:約2時間
バーリ⇔アルベロベッロ:約2時間
4.ドイツ【ノイシュヴァンシュタイン城】
南ドイツのバイエルン州にある「ノイシュヴァンシュタイン城」、ドイツで最も美しいお城と称され、ディズニー「眠れる森の美女」のお城のモデルになったと言われています。
丘にそびえ建つ白く美しい古城は、まさにリアル・シンデレラ城。
プリンセスが大好きな娘に、いつか絶対見せてあげたいなと思っています。
(※東京ディズニーランドにあるシンデレラ城は、ヨーロッパの複数のお城や建物がモデルになったと言われています)
遠くに見えるノイシュヴァンシュタイン城、絵になります。
このお城がある街「フュッセン」はロマンチック街道の終点。アルプスの麓にあり、オーストリアとの国境に接しています。
絶景を見下ろしながらのパラグライダーは気持ちが良いでしょうね!
日本からのアクセスは、フランクフルト経由等でミュンヘンに入り、そこからお城の麓の街「ホーエンシュヴァンカウ」まで電車orバスで向かうのが一般的です。
フランクフルトは同日乗り継ぎ不可で1泊必要。ミュンヘンへの直行便は、2021年10月現在各社運休しています。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔ミュンヘン:約1時間
or ミュンヘン⇔ホーエンシュヴァンカウ:約2時間
or ホーエンシュヴァンカウ⇔お城:約30-40分
(お城までは馬車もあります)
※ミュンヘン発の日帰りツアーも便利。JTBのマイバスが有名です。
5.フランス【モン・サン・ミッシェル】
フランスのノルマンディー地方にある世界遺産「モンサンミッシェル」、西洋の脅威とも称されるカトリック巡礼地のひとつです。
海に浮かぶ幻想的な修道院、まわりは見渡す限りの干潟に囲まれていて本当に美しい景色です。
パリからは5時間近くかかるのが難点。子連れで行くには気合が必要です。
日本からのアクセスは、パリから電車でレンヌまで向かい、バスへ乗り継ぐ方法が早いです。
(参考)
日本⇔パリ:約12.5時間
パリ⇔レンヌ:約2時間(TGV利用)
レンヌ⇔モンサンミッシェル:約1時間
※パリ発のツアーも便利。JTBのマイバスなど色々あります。片道5時間近くかかるので早朝集合です。
6.スペイン【サグラダファミリア】
説明はいらないほど有名な「サグラダ・ファミリア」、天才建築家ガウディの最高傑作です。
着工から100年以上経過した現在も未だ建設中という珍しい世界遺産。完成予想図は現在の1.5倍の高さになるというから驚きです。
間近で見ると壁一面に精巧な細工が施されていて、時間がかかる訳が分かります。一生に一度は見ておきたいですよね。
ちなみに、2026年に完成予定でしたが、昨今の観光客減少の影響でさらに遅れる見込みのようです。
日本からのアクセスは、ロンドンかフランクフルト経由が便利です。いずれも同日乗り継ぎできます。
(参考)
日本⇔ロンドン:約12.5時間
ロンドン⇔バルセロナ:約2時間
空港⇔市内:約30分(シャトルバス)
市内⇔サグラダファミリア:約5分(地下鉄)
7.スペイン【アルハンブラ宮殿】
スペイン南部のアンダルシア地方、古都グラナダにある世界遺産「アルハンブラ宮殿」です。
イスラム建築の最高傑作と言われ、エキゾチックで優美な庭園と建物が敷地内にいくつも点在しています。その威風堂々とした雰囲気には圧倒されます。
この地はかつてイスラム王朝の首都だったため、ヨーロッパ圏にいながらイスラム文化に触れることができる貴重なスポットです。
敷地内は広く長距離歩きます。ある程度大きなお子さんでないと難しい印象です。
日本からのアクセスは、ロンドンとマドリッドを経由しグラナダから入るルートが一般的です。空港からはタクシーが便利です。
(参考)
日本⇔ロンドン:約12.5時間
ロンドン⇔マドリッド:約2.5時間
マドリッド⇔グラナダ:約1時間
空港⇔市内:約20分
市内⇔宮殿:約10分
8.トルコ【ブルー・モスク】
イスタンブールにある世界遺産「ブルーモスク」、正式名称はスルタンアフメット・ジャーミイ。
オスマン帝国第14代皇帝、スルタン アフメット1世によって造られた巨大なモスクです。
内側は2万枚以上もの青いイズニックタイルが敷き詰められ、思わず息を呑むほどの美しさです。
イスタンブールはボスポラス海峡を挟み、ヨーロッパ大陸とアジア大陸に跨っています。文化の融合を肌で感じることができ、美食の街としても有名です。
情勢が落ち着いたらぜひ訪れたい都市です。
日本からのアクセスは、日系利用の場合パリやロンドン経由が便利です。ターキッシュエアラインはイスタンブールへの直行便もあります。
(参考)
日本⇔パリ:約12.5時間
パリ⇔イスタンブール:約3.5時間
空港⇔旧市街:約100分
9.ドイツ【ケルン大聖堂】
ドイツ西部にある世界遺産「ケルン大聖堂」は、ゴシック様式の建築物では世界最大級と言われています。
完成までに600年以上もの年月を費やしたという大聖堂の荘厳さに圧倒されます。
双塔の高さは157m、40階建てのビルに匹敵するほど。世界のスケールの大きさを間近で感じられるのは、貴重な体験になりますね。
日本からのアクセスは、フランクフルトから新幹線利用が便利です。デュッセルドルフからも同じくらいの時間で行けます。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔ケルン中央駅:50-70分(ICE利用)
※ケルン中央駅の目の前が大聖堂。アクセス抜群です。
10.チェコ【チェスキークルムロフ】
世界で最も美しい街と評される「チェスキークルムロフ」、街全体が世界遺産に登録されています。
中世の街並みが美しいまま残り、ルネッサンス時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。
おとぎ話のような世界、一度は訪れたい場所です。
日本からのアクセスは、フランクフルトかロンドン経由で首都プラハに入り、そこからバス利用が一般的です。
(参考)
日本⇔フランクフルト:約12.5時間
フランクフルト⇔プラハ:約1時間
プラハ⇔チェスキークルムロフ:約3時間
※プラハからは、JTBのマイバスなど現地ツアーもあります。
いかがでしたでしょうか?
今回はヨーロッパの絶景10選をご紹介しました。
大自然や異文化に触れることは、感受性が豊かな子供にとって一生の財産になります。
世の中が落ち着ちつき、海外旅行をご検討される際に参考にしていただけたら幸いです♪