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【国立科学博物館】で恐竜たちに会ってきた♪ティラノサウルスは驚きのスケール!

こんにちは、えみ(@emi_airline)です。

男の子がいるご家庭なら一度は通る道「恐竜」。我が家の長男も毎日図鑑を眺めるほど大好きです。

そこで、恐竜のスケールを肌で感じてもらうため、上野にある国立科学博物館へ行ってきました。

えみ

5歳&2歳の兄妹たちは終始大興奮でした!
さっそく詳しくレポートしたいと思います。

1.国立科学博物館とは?アクセスと基本情報

恐竜博物館といえば福井が有名ですが、ここ、国立科学博物館恐竜にたくさん会える都内では有名なスポットなんです!

創立は1877年(明治10年)、日本で最も歴史のある博物館の一つで、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。

中は「常設展」(地球館&日本館)と「企画展/特別展」に分かれていて、「常設展(地球館)」の地下1階恐竜達の復元骨格や化石が展示されています。

今回、特別展の「植物 ~地球を支える仲間たち~」も一緒に見てきました。
特別展の入場チケットを購入すると、追加料金なしで常設展も見ることができます。

アクセス

  • JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
  • 京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分

いずれも地上行きエレベーターがあるので、ベビーカーでも安心です。

館内に駐車場はありません。近隣にはいくつかあり、公式HPに一覧リストが載っています。


開館時間・休館日

変更になる可能性もありますが、現時点では下記の通り営業しています。

期間営業時間備考
通常9:00~17:00
(入館は~16:30まで)
 
金曜日・土曜日9:00~20:00
(入館は~19:30まで)
※当面の間、夜間開館(金曜日・土曜日 17:00~20:00)は休止となっています。

休館日

  • 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
  • 年末年始(12月28日~1月1日)

※特別展開催中は休館日が変更になることがあります。最新情報は公式HPでチェックしてください。

\最新情報はこちらからチェック/

国立科学博物館 公式HPへ

2021年8月現在、入館には事前のオンライン予約が必要です。子供の分も必要で、予約自体は無料です。詳しくはこちら

入館料(常設展)

一般・大学生630円
高校生(高等専門学校生含む)以下無料

※特別展は展示により料金は異なります。詳しくは特別展情報ページをご覧下さい。

2.中はこんな感じ

入口はここ。休日でしたが、時間帯ごとに人数制限がかけられているのでスムーズに入場できました。

通常時は、貸出用のベビーカー(事前予約不可)が3台用意されているようです。現在は休止中です。
今回は自身のベビーカーを持って入りましたが、館内は広く、全てエレベーター移動できたので不便はありませんでした。

館内マップ

常設展は「地球館」と「日本館」があり、隣接しています。

(マップは公式HPより引用)

地球館

地下3階~地上3階まで、計7フロアあります。
全フロアの公式マップはこちら (←PDFで開きます)

 3階 大地を駆ける生命
 2階 科学技術で地球を探る
M2階 科学技術の偉人たち
 1階 地球史ナビゲーター
B1階 地球環境の変動と生物の進化 ~恐竜の謎を探る~
B2階 地球環境の変動と生物の進化 ~誕生と絶滅の不思議~
B3階 自然のしくみを知る

日本館

1~3階まで、計3フロアに展示があります。
全フロアの公式マップはこちら (←PDFで開きます)

 3階 北翼:日本列島の生い立ち
    南翼:日本列島の素顔
 2階 北翼:日本人と自然
    南翼:生き物たちの日本列島
 1階 自然を見る技

えみ

広すぎて子連れで全部回るのは大変!
そこで、今回は恐竜に絞って見どころをご紹介したいと思います♪

3.恐竜関連の見どころをご紹介

地球館

1階 地球史ナビゲーター

(マップは公式HPより引用)

まずは1階の入口を入ってすぐ、「地球史ナビゲーター」コーナーへ。

中央にアロサウルスの骨格標本が展示されています。

ここは地球館の展示全体をつなげるシンボルゾーン。

  • ビッグバンで始まる約138億年の『宇宙史』
  • 地球誕生から生命の誕生を経て現在に至る約46億年の『生命史』
  • 人類の出現から約700万年の『人間史』

この3つの歴史を、巨大スクリーンに映し出されるアニメーションと標本・資料でたどることができます。

視覚から網羅的に歴史を知ることができるので、5歳の息子も面白いねーと感心しながら見ていました。

同じフロアには、他にも様々な動物や海の生き物、昆虫などの標本も展示されています。
一通り見て回ったあとは、いよいよメインの恐竜展示コーナーへ!

B1階 地球環境の変動と生物の進化 ~恐竜の謎を探る~

(マップは公式HPより引用)

つづいて、エレベーターでB1階へ。
展示室へ入ると、巨大な恐竜たちの骨格標本が所狭しと並んでいて圧巻です!!

息子が楽しみにしていたティラノサウルスもいました!

このティラノサウルスは、国立科学博物館が世界で初めて「しゃがんだ姿」を復元したものだそうです。
向い側に展示されているトリケラトプスを待ち伏せしている様子とのこと。

ご参考までに、恐竜豆知識はこちら↓

ティラノサウルス <暴君トカゲ>

北アメリカにくらしていた最大級の肉食恐竜です。
体の大きさにくらべて頭がとても大きく、ステーキナイフのようなギザギザがついた分厚い歯で、獲物の骨までかみくだくことができました。
目は前を向いていることから、物を立体的に見ることができたようです。においをかぐ嗅覚もするどく、遠くにいる獲物も、においで見つけることができました。

基本情報:ティラノサウルス科・約12.5m・肉食・白亜紀後期・カナダ、アメリカ

小学館の図鑑NEO〔新版〕 恐竜より

つづいて、ティラノに待ち伏せされているトリケラトプス

大きな頭と鋭利な角がかっこい!

豆知識はこちら↓

トリケラトプス <3本の角のある顔>

角竜類(つのりゅうるい)の中で、いちばん最初に正式な名前がつけられた種類です。
ティラノサウルスとならんで最も有名な恐竜の一種で、白亜紀の最後まで生きていたことでもよく知られています。
えりかざりは、このなかまの中では短めで、骨にあながありません。

基本情報:ケラトプス科・約9m・植物食・白亜紀後期・アメリカ、カナダ

小学館の図鑑NEO〔新版〕 恐竜 より

そして背中が特徴的なステゴサウルス!これは子供で、小さめの骨格でした。

ステゴサウルス <おおいをしたトカゲ>

剣竜類(けんりゅうるい)の中で最も進化しました。
背中の板は、板にはりめぐらされた血管に血を送り込むことで、赤色に変えることができたといわれています。
敵をおどろかしたり、なかまに見せびらかしていたと考えられています。体温を調節するのにも役立ったようです。

基本情報:ステゴサウルス科・約9m・植物食・ジュラ紀後期・アメリカ、ポルトガル

小学館の図鑑NEO〔新版〕 恐竜 より

有名なのは以上3種ですが、他にもヒパクロサウルスや、

アパトサウルスなども展示されています。

(画像は公式HPより引用)

このアパトサウルス、全長が18mもあり巨大です!写真に収まらないほど。
そして驚くことに実物化石で、ほぼ全身が同一個体のものと考えられ、アパトサウルス属の中でも十本の指に入る良好な標本とのことです。お見逃しなく!

これらの骨格標本だけではなく、化石が発見されてから、発掘~クリーニング~復元~展示されるまでの過程を分かりやすく解説したパネルもありました。
5歳児には少々難しかったらしく、説明してもあまり響いていないようでしたが…笑

我が家は特別展を見た後に恐竜コースだったので、ここで時間切れでした。
ですが、もう一つ下のB2階や、お隣の日本館にも見逃せないポイントがあるので、ご紹介だけしておきますね!

B2階 地球環境の変動と生物の進化 ~誕生と絶滅の不思議~

(マップは公式HPより引用)

このフロアでは、およそ40億年前に誕生した生命が、誕生と絶滅を繰り返しながら発展した、人類につながる進化の過程をたどることができます。

「水に戻った四肢動物」のコーナーでは、魚竜モササウルス類の中でも最大級のティロサウルス(爬虫類)などが展示されています。

(画像は公式HPから引用)

他にも、お隣りの「空を飛んだ脊椎動物」コーナーでは、白亜紀前期に生息した翼竜アンハングエラや、「地球のおいたち」コーナーではアンモナイトの化石なども見ることができますよ!

日本館

3階 北翼 日本列島の生い立ち

(マップは公式HPより引用)

つづいて、地球館を出てすぐ横にある「日本館」、3階北翼の「日本列島の生い立ち」コーナーへ。

このフロアでは、日本が大陸の縁から分裂し、列島として成立するまでのダイナミックな変動の歴史をたどることができます。

そして入口付近に展示されているのが、首長竜フタバスズキリュウ

(画像は公式HPより引用)

白亜紀後期に日本近海で生息し、国内で初めて化石が発見された首長竜として有名です。 全長は約6m。

化石は1968年に当時高校生であった鈴木直さんによって福島県いわき市で発見され、国立科学博物館が地元の協力を得て発掘を行いました。当時はこれほど立派な恐竜時代の全身骨格が見つかるとは考えられておらず、日本中を驚かせた大発見だったとのこと。

発掘や研究にかなりの時間を要し、発見から38年後の2006年、ようやく新属新種として正式に登録されたそうです。

今回は残念ながら回り切れませんでしたが、次回訪問時はぜひ日本館もチェックしたいと思います!

4.近隣の飲食店

上野には老舗洋食店の精養軒、たいめいけん、さくらいなど有名どころがたくさんありますが、いずれも博物館からは少し距離があります。


そこで、今回は時間節約のため、館内併設のレストラン「ムーセイオン」でランチをとることにしました。ちなみに、精養軒の系列店みたいです。

えみ

キッズプレートに恐竜型のチキンナゲットが入っていて、子供たちが大喜びでしたよ♪

ムーセイオン

場所は「地球館」の中2階にあります。

お店の基本情報

営業時間:10:30〜17:00 (ラストオーダー 16:30)
座席数 :140席
連絡先 :03-3827-2080
休業日 :国立科学博物館の営業日に準ずる
その他 :乳幼児入店可/ベビーカー可/お子様メニュー有り/離乳食持ち込み可

\お店の公式ページはこちら/

ムーセイオン 公式HPへ

お昼前の11:30頃に行きましたが、既に10組ほど待っていました。整理券を発券し、20-30分ほど待った後に入店。

メニューはこんなかんじです↓

キッズプレートは700円。
恐竜型のナゲット、オムライス、ハンバーグ、マンゴープリンと、子供が大好きなメニューばかり!

大人はムーセイオンプレート(1,280円)にしました。
ハンバーグ、ビーフシチュー、エビフライのメイン3種でお得に感じました。

お味の方も、 こういった施設併設のお店にしてはレベルが高いと思います!
何よりアクセス抜群なので、効率よく館内を回りたい場合はとってもオススメです♪

 

【まとめ】見どころ満載!国立科学博物館

長くなりましたが、まとめると…

  • 国立科学博物館は見どころ満載!たくさんの恐竜たちに会うことができます!
  • 他にも、宇宙の誕生から人類の発展まで、長い歴史を視覚的・網羅的に学ぶことができるので大人も勉強になります!
  • お食事は館内併設のレストランがおすすめ。子供が喜ぶキッズメニューがあります。

以上です。 いかがでしたでしょうか?

えみ

恐竜好きのお子さんをお持ちの方は、ぜひ訪問してみてくださいね~ ♪

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