妊娠/出産

2人目の【無痛分娩体験】1人目との違いは?メリットはあった?詳しくレポ

こんにちは、えみ( @emi_airline)です。

臨月に入ると、いよいよ出産だなーとドキドキしてきますよね。

経産婦さんはお産の進みが早いし、痛くてもすぐ終わるから大丈夫!などと良く言われます。

えみ

でも陣痛を経験してるからこそ恐怖も大きいんですよね…

特に1人目で自然分娩された場合、2人目は無痛分娩がいい!という方も多いと思います。

そこで今回、2人目を無痛分娩で出産した私の体験談をご紹介します。
(ちなみに、私は初産も無痛でした)

出産方法に迷っている方のご参考になれば幸いです。

 

1.無痛分娩を選んだ理由

私が1人目で無痛分娩を選んだ理由は、元々痛みに弱くてお産が不安で仕方がなかったからです。
最初から子供は3人欲しいと思っていたので、恐怖心を少しでも減らそうとした結果でした。

計画無痛では無かったので、子宮口が開くまでの約10時間は陣痛を経験しましたが、麻酔後は痛みが嘘のように消えて産後の回復も早く、大きなメリットを感じました。

そのため、2人目も迷うことなく無痛を選びました!

1人目の出産体験は別記事に書いています↓
無痛分娩のリスクや、メリット・デメリットもまとめています。ぜひご覧ください!

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2.2人目の無痛分娩はどうだった? 

穏やかに過ごせた妊娠期

「1人目の陣痛?痛かったけどもう忘れちゃったー!」

なんて猛者もいるかもしれませんが、私の場合、あの陣痛の恐怖を鮮明に覚えていました。

えみ

自然分娩された方はさぞ大変だったことと思います…!

2人目の予定日が近づくと、またあれを経験するんだ…と不安になりましたが、いざとなれば麻酔がある!というのが救いでした。

おかげで夫や上の子と穏やかな時間を過ごすことができました。

予定日11日前に突然の陣痛

1人目は予定日超過だったので、今回も遅いだろうなーと油断していました。

その日は朝からお腹が張り気味で、少量の出血がありました。
時々痛みも感じたのですが、一応間隔を測ってみると15分が続いたり30分になったりとマチマチ。

耐えられる程度だったので、おそらく前駆陣痛かなと思い普段通りに過ごしていました。

そして夜になり、お風呂に入ったあとに突然急激な痛みが襲ってきました
気づいた時にはもう5分間隔

産院へ連絡すると「すぐに来てください!」と言われ、慌ててタクシーへ飛び乗りました。

今思えば、朝に出血もあったのでおしるしかも?と疑うべきでした…

お産の経過が驚くほど早い

産院到着後に検査すると、もう本陣痛がきているとのこと。

この時点でなんと子宮口は8cm

えみ

初産で8cmの時は、ベッドの柵にしがみついて唸るほどの痛みだったので本当に驚きました…!

経産婦はお産の進みが驚くほど早い、というのを身をもって実感。
痛みへの耐性も上がっていたようです。

麻酔効果は抜群

しばらくすると、なんとか会話はできるけど、陣痛の波がきたらうめき声がでるレベルの痛みが…

すぐに麻酔を導入してもらいました。

その後は痛みが消えて体がすーっと楽になりました。やはり麻酔の効果は抜群!

夫も何とか立ち合いに間に合い、共に笑顔で赤ちゃんを迎えることができました。

えみ

産院到着から約2時間半のスピード出産でした!

(麻酔の効き方には個人差があるので、参考程度に留めていただければと思います)

余裕のある入院生活

産後の状態で1人目と違ったのは後陣痛が辛かったこと。
子宮が収縮する痛みで眠れない時もありました。

ですが、お産時間が短かったことに加え、麻酔効果もあり体のダメージは最小限でした。

赤ちゃんのお世話も勝手が分かっているので、心身ともに余裕のある入院生活を過ごすことができました。

 

3.無痛分娩のメリット・デメリット

2人目の無痛分娩を経て、改めて感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。

赤字の部分は経産婦ならではのポイントです。

無痛分娩のメリット


① 陣痛経験からくる不安を和らげることができる
② 子宮口全開時のMAXの痛みを経験しなくて良い
③ 赤ちゃん誕生の瞬間を穏やかに迎えられる
分娩前後の処置が痛くない
 (会陰切開、胎盤摘出、会陰縫合等)
⑤ 産後の体のダメージが最小限
⑥ 余力を残した状態で赤ちゃんのお世話ができる
⑦ 退院後、上の子への接し方にもゆとりが生まれる
⑧ 次のお産への恐怖心がなくなる
 (3人目も考えている場合)

2人目はいきなり強い痛みがくるので、麻酔による鎮痛効果は抜群でした。
そして、赤ちゃんだけではなく上の子のケアも大切。体力温存も大きなメリットです。

無痛分娩のデメリット


① お産の進みが早く、麻酔が間に合わないことがある
② 分娩時間が短く、鎮痛効果を得られる時間が短い
③ 陣痛が遠のき、陣痛促進剤を使用することがある
吸引・鉗子分娩が必要なことがある
⑤ 麻酔中は飲食禁止(少量の水のみ可)

私の場合、産院到着後にすぐ麻酔導入してもらえましたが、出産が立て込んでいると間に合わないケースも多いと助産師さんが言っていました。

お産のトータル時間も短いので、その分麻酔のメリットを享受できる時間も短くなります。
私は1人目では麻酔後8時間半で出産、2人目は1時間半、明らかに短いですよね。
その程度なら耐えられそう!という方も多いのでは?

自然分娩に比べて出産費用も高くなるので、メリット・デメリットをふまえてじっくり検討するのが良いと思います。

4.出産体験レポート

ご参考として、ここからは出産当日の様子を時系列でご紹介したいと思います。

出産当日


  • 朝方 少量の出血


  • 午前中 前駆陣痛

     10分間隔の弱い痛みが1時間続きフェードアウト


  • 昼頃 少量の出血


  • 17:00~ 前駆陣痛(後に本陣痛と判明)

     弱めの痛みが15分間隔、たまに30分間隔と不規則


  • 22:00 入浴

     血行促進により、急速に陣痛が進行


  • 23:00 陣痛が5分間隔

    ・産院へ連絡
    ・すぐに来院するようにとの指示


  • 0:30 産院到着

    ・陣痛は6分間隔、子宮口8cmと判明
    ・ギリギリ会話できるが相当な痛み


  • 1:30 麻酔投与開始

    ・いきみ感もでており、迅速に麻酔処置
    ・背中に水がすーっと流れるような感覚
    ・約10分後に痛みが消える


  • 2:00 子宮口全開

    ・上の子のケアを祖父母に託し夫到着
    子宮口10cm、気づかぬ間に破水済み


  • 3:00 出産

     5-6回いきんだ後、3,200gの元気な女の子が誕生


15分間隔の本陣痛開始から出生まで、トータルのお産時間は計10時間
初産が18時間半だったので、約半分程度に縮まっていることになります。

えみ

2人目のお産の進みは想像以上の速さでした…!
出血や規則的な痛みなど、少しでも予兆があれば早めに産院へ連絡することをおすすめします。

まとめ

簡潔にまとめると、私は2人目も無痛分娩にしてよかった!と感じました。

なぜなら…

  • 陣痛経験からくる不安を軽減し、穏やかな妊娠期を過ごすことができる
  • 麻酔投与後の鎮痛効果は抜群、産後のダメージも最小限
  • 体力温存により、赤ちゃんのお世話と上の子のケアに注力できる

ただし、無痛分娩にはリスクもあります。
さらに経産婦さんの場合、麻酔が間に合わなかったり、麻酔効果を享受できる時間が短いという懸念点も。

メリット・デメリットを理解し、納得した上で選択することが大切だと感じました。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

えみ

無痛分娩を検討される際のご参考になれば幸いです♪


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