こんにちは、3児を子育て中のワーママ、えみ(@emi_airline)です。
安定期に入り、そろそろ赤ちゃん用品でも調べ始めようかなーとネット検索すると…
出産準備品って多すぎる!
と驚きますよね。
私が1人目で参考にした「アカチャンホンポ」のリストでは100品目以上もありました。
最初はよく分からず色々そろえたのですが、全く使わなかったものも多かったんです…
そこで今回、2度の出産経験をふり返り、後悔しないための「最低限の出産準備リスト」をご紹介します。
何を買うべきか迷っている方のご参考になれば嬉しいです。
目次
1.出産準備品は産前・産後に分けて買うのがおすすめ
「安定期に入ってから、遅くとも予定日1ヶ月前までに準備しましょう」と色々なところに書いてありますが、ここでまるっと一式そろえる必要はありません。
とりあえず、入退院時に必要なものと、退院したその日からすぐ使うものだけ準備すればOK!
それ以外は入院中か退院後に、ママと赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ買い足していくのがおすすめです。
2.産前に準備したいもの
最低限必要なのはこれ!
産前準備リスト
①ママの入院グッズ
- マタニティパジャマ(2-3枚)
- 授乳ブラ(2-3枚)
- 乳頭保護クリーム
- 骨盤ベルト
- 産褥ショーツ ※産院支給の場合あり
- お産用パッド ※産院支給の場合あり
- ペットボトル飲料&ストロー
- テニスボール
- その他、産院指定のもの
②赤ちゃんの退院グッズ
- 短肌着(1枚)
- 2wayオール/ドレスオール(1枚)
- おくるみ
- 帽子 ※冬のみ
- くつ下 ※冬のみ
- チャイルドシート ※車で帰宅の場合
③退院した日にすぐ使うもの
- 追加のベビー服+肌着(2-3枚)
- ガーゼハンカチ(4-5枚)
- ベビーバス
- ボディソープ
- バスタオル
①と②は、遅くとも予定日1ヶ月前までに準備し、「陣痛バッグ」と「入院バッグ」にまとめておくと安心です。
ちなみに、陣痛バッグとはLDR/分娩室で必要なもの。陣痛中や出産直後で動けない時、すぐ取り出せるように別にまとめてね、と産院から指示がありました。
(上記リストだと、マタニティパジャマ1枚・飲料・ストロー・テニスボールですね)
3人目で実際に準備したものを写真付きでご紹介しています↓
【関連記事】陣痛バッグと入院バッグの中身お見せします!~3人目出産で準備したものをご紹介~
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③は予定日までに準備し、退院後の滞在先(自宅or里帰り先など)に置いておきましょう。
ベビー服+肌着はとりあえず2~3枚あればOK。お風呂用品もこの3点だけで事足ります。
お産は何があるか分からないので早めの準備が安心です。
我が家の2人目・3人目は予定日より10日以上も前に産まれました。
お助けアイテムのご紹介
「乳頭保護クリーム」はランシノーやピュアレーンが有名ですが、これだけだと母乳パッドと擦れて激痛でした…(泣)
そこで助産師さんに教えてもらった「メデラのハイドロジェルパッド」を試したところ劇的に改善したので、入院のお供にはこちらがおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
シールタイプで24時間使い捨て。少々高額ですが、1枚が大きいのでハサミで4つにカットして使うとお得です。
手持ちアイテムでの代用も検討しよう
- マタニティパジャマ
産後は普通のパジャマでも入ります。前開きなら検診・授乳も対応できるので、全部マタニティ用で揃える必要はないです。 - 授乳ブラ
スロギーやユニクロのカップ付きキャミソールでも十分代用できました。産後様子を見てからでもいいかもしれません。 - ベビーバス
実は衣装ケースや洗い桶などでも代用できます。1ヶ月しか使わないので後々収納や処分に困ります…。メルカリでもなかなか売れないし、レンタルするのも手です。
1ヶ月検診でOKがでると大人と一緒に湯船に入れます。その際に我が家で大活躍したのがリッチェルのおふろマット。
発泡スチロール製の厚みのある立体マットで、お風呂の床に直接置いて使います。水はけがよくて赤ちゃんを洗いやすいです。メーカー推奨は生後6ヶ月頃までですが、うちは1歳前頃まで長く使えました。
フックなど何も付いてないので、キリで穴を空けてひもを通し、浴室の物干し竿に掛けて乾かすと便利です。軽いので扱いやすく、スリムで収納的にもGOOD!
3.産後に準備したいもの
最低限リスト以外のものは、入院中か退院後でも間に合います。むしろ、産後のママと赤ちゃんの様子を見てからの方が間違いないです。
必要なのはこれ!
産後準備リスト
- おむつ
- おしりふき
- 哺乳瓶(1本)
- 哺乳瓶消毒器
- 粉ミルク or 液体ミルク
- 追加のお風呂用品(沐浴用ガーゼ、ベビークリーム etc.)
- 爪切りハサミ
以上のアイテムは、入院中にネットで購入するか、頼める人がいれば買ってきてもらうのがおすすめです。
ネットで頼めば早くて翌日に届く時代。産前に目星だけつけておけば慌てることもありません。
なぜ産後に準備した方がいいの?
それは、3つの理由があります。
- 赤ちゃんの成長スピードは想像以上
- 赤ちゃんの生活リズムや好みは皆違う
- 入院中の産院指導を参考にすると失敗しない
理由1:赤ちゃんの成長スピードは想像以上
我が家の長男長女は、生後3ヶ月で約2倍の大きさになりました。
3kg前半で産まれ、新生児用おむつは1ヶ月半でサイズアウト。赤ちゃんの体型にもよりますが、どのメーカーも体重5kgまでと使用期間は短いです。
様子を見ながら1パックずつ買い足し、事前にストックしておくならSサイズ(4-8kg)がおすすめです。1枚あたりの単価もそこまで変わりません。
50-60サイズのベビー服も、生後3ヶ月くらいまででした。
理由2:赤ちゃんの生活リズムや好みは皆違う
哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんもいます。ミルクの好みもあったりします。
我が家の場合は完全母乳でしたが、最初の1ヶ月くらいは母乳量が安定せずミルクにも頼りました。
でも長男は哺乳瓶がダメで2本買ったけどあまり使わず、長女はよく飲んでくれたのでさらに1本買い足し計3本使ってました。
入院中に哺乳瓶を試してみて大丈夫そうであれば、同じメーカーのものを1本だけ買っておくのが間違いないです。
哺乳瓶消毒器は電子レンジのタイプが時短になります。ミルクもまずは小分けされた少量パックにするか、防災用備蓄を兼ねて液体ミルクも便利です。
おすすめの液体ミルクはこれ↓
母乳に近いと評判で、量も少なめなので新生児にはちょうどいいです。うちの子も良く飲んでくれました。
哺乳瓶消毒のレンジタイプはこれが人気。哺乳瓶が3セット入り、消毒後にそのまま保管容器として置いておけます。
理由3:入院中の産院指導を参考にすると失敗しない
私の場合、退院前日に沐浴指導がありました。
沐浴剤・湯温計など一式揃えてたのですが、助産師さんに「必要無いですよ」と言われてしまいました…
爪切りも産院でやり方を教えてもらってから同じものを買うと安心です。
おむつやおしりふきも、最初は産院で使ったものを購入するのがおすすめです。
慣れてきたら色々試して、赤ちゃんの体型やお肌に合うもの、使い心地の良い物を探してみるといいと思います。
4.必要かどうか見極めてから準備するもの
- ベビーベッド&布団
- 抱っこひも
- ベビーカー
ベビーベッド&布団
あらかじめ赤ちゃんの寝る場所はが決まっているなら事前購入もOK。
大人用の布団が余っていたり、親が寝ているベッドに十分なスペースを確保できるなら、とりあえず様子を見るのもいいと思います。
ベビーベッドを買うなら、ミニサイズはすぐ使えなくなるのでぜひレギュラーサイズで。我が家では1歳過ぎ頃まで使えました。ただ想像以上に大きいのと、数ヶ月で使わなくなったという話もよく聞くのでレンタルもおすすめです。
抱っこひも
縦抱っこじゃなく横抱っこが好きな赤ちゃんもいるし、使う人の身長によっても合う・合わないがあります。
外出できるようになったら赤ちゃんとお店に行って試してみるのもおすすめです。
私の場合は1ヶ月検診用にエルゴを購入しましたが、作りが大きくて新生児期は少々使いづらかったです。2人目の時はベビービョルンを買い足し、生後3ヶ月頃までそちらを使っていました。
ベビーカー
基本的に生後1ヶ月間は外出しないので早めに買う必要はなかったです。生活スタイルによって必要性も大きく変わります。
お出かけは電車がメインで、最寄り駅にエレベーターが無い or エレベーター出口が遠いなどの場合、結局抱っこひもばかりになることも多いです。
準備品の中でダントツにお値段張るものなので、産後にゆっくり検討するのがおすすめです。
ご参考までに、我が家では新生児から使えるA型(ピジョンのランフィー)を購入。
メーカー推奨の3歳頃まで使うつもりでしたが、だんだん使いにくくなり、結局1歳前に中古のB型を買い足しました。
そして2人目が産まれてから、ランフィも使いづらくなり、結局バガブービー5に買い換えました。
ベビーカーに一体いくら費やしたのか…計算するとおそろしい!
子供が増えると荷物がとんでもなく多くなります。
ハンドルに大容量ぶらさげても倒れないし、上の子の立ち乗りボードを取り付けても走行がスムーズな海外製が快適でした。
日本製の軽量タイプは扱いやすいですが、もし2人目も考えているなら軽さにこだわらず色々見てみるのもおすすめです。
最新のバガブービー6はこれまで無かったセーフティバーも付いていて、より日本のニーズにマッチしています。
5.【番外編】これって本当にいらないの?
「ミニマム準備リスト」を紹介しているサイトも多いですが、当記事では書かなかったアイテムがいくつか載っていました。
念のためご紹介しておきます。
- おむつ用ゴミ箱
- ベビーハンガー
- 体温計
おむつ用ゴミ箱
新生児のうちはおむつはそこまで臭いません。気になってくるのは離乳食が始まる6ヶ月以降。
カートリッジをセットして使うタイプの専用ゴミ箱は、容量も少なめでランニングコストも高いです。おうちに蓋付きの普通のゴミ箱があれば、防臭用の小さいポリ袋だけ購入するのがおすすめです。
我が家で6年間愛用しているのは驚異の防臭袋 BOS、Sサイズ1枚に新生児おむつ4-5個は入ります。Amazonの評価も驚きの高さです。ぜひチェックしてみてください。
おむつ用で検索するとピンク色のものを良く見かけるのですが、白もあります。
ベビーハンガー
あれば便利ですが、大人用のハンガーでも干せます。必要だと思ったら買うと良いかもしれません。
意外と長い間使えてコスパは良いです。6歳の息子の服(130cm)にもまだギリギリ使えています。
体温計
大人用の体温計があれば大丈夫です。産院で使っていたのも普通のものでした。
短時間で測れるベビー用は便利ですが、赤ちゃんのうちは動かないので、走り回るようになってからの購入でもいいかもしれません。
まとめ
- 出産準備は最低限で、産前と産後に分けるのが良い。
- 産前の準備は入退院で使うものと、退院した日にすぐ使うものだけ。手持ちアイテムで代用することも検討してみましょう。
- 入院中の産院指導を参考にするため、上記以外は産後の購入がおすすめです。
- ベビーベッド・抱っこひも・ベビーカーなどの大物は、生活環境に大きく左右されるため、必要性を見極めてからの購入がベスト!
以上です。いかがでしたでしょうか?
初めてご出産を迎える方の参考になれば幸いです!