こんにちは、えみ(@emi_3mama)です。
出産が近づいてくると、絶対にやっておきたいのが陣痛タクシーの登録。
筆者は3人目の出産でkmタクシーを使ったのですが、
- 深夜でも専用ダイヤルですぐにつながる
- たった8分で待ち合わせ場所に到着
- 座席には防水シート完備
- 事前登録した産院に最短ルートで到着
(※タクシーの到着時間は、お住いの地域や道路状況によって変わります)
こんなかんじで、とにかく便利で快適でした!
なんで1人目のときから使わなかったのか…と激しく後悔しましたね
陣痛って深夜にくることが多いし、一旦始まると普通の会話すら辛いです。
誰かが付き添ってくれるなら別ですが、ひとりの場合は入院用のスーツケースを引きずりながら、流しのタクシーをつかまえるのは超しんどい!(←経験済み)
その点、陣痛タクシーはあらかじめ自宅や産院の住所を登録しておくので、当日は必要最小限のやりとりでOK。
全妊婦さんに心からおすすめしたい!と思い、今回記事にまとめることにしました。
ちなみに、都内にはたくさんタクシー会社がありますが、おすすめは以下の2社です。
理由は単純で、配車台数が最も多いツートップの大手企業だから。
特にkmグループは「防水シート完備」なので、いざ破水した時でも安心です。
陣痛や破水はいつ起こるか分かりません。
この2社は両方登録しておくのがおすすめです!
登録は無料です。
実際に使わなくても損はありません。
さらに、万が一陣痛タクシーがつかまらなかった時のために、配車アプリ(GOやS.RIDEなど)もダウンロードしておくと万全ですよ。
この記事では、東京のおすすめ陣痛タクシーの比較や体験談、利用する際の注意点も解説します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
この記事でわかること
- 東京都のおすすめ陣痛タクシー
- 実際に乗ってみた体験談
- 利用する際の注意点
妊婦さんにはこちらの記事もおすすめ!無料でもらえるお得なプレゼント情報をまとめています↓
【関連記事】妊婦プレママさん必見!無料でもらえるプレゼント情報まとめ
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目次
東京のおすすめ陣痛タクシーは大手2社
結論、陣痛タクシーは配車台数が多い大手から選ぶのが安心です。
都内ツートップは、
なので、両方登録しておくのがオススメです。
もちろん、登録は無料です
日本交通グループは配車台数ナンバーワンで、日本で最初に陣痛タクシーを始めただけあって安心感があります。
一方、kmグループは防水シート完備のサービスが魅力。外出先で破水したときなどに便利です。
私は両方登録しましたが、防水シートが決め手でkmグループを使いました
【体験談】実際にkmタクシーを使ってみた
陣痛の際にkmタクシーを使ってみてどうだったか、体験談をご紹介します。
私の場合は深夜に陣痛が強まりました。産院に連絡したところすぐ向かうことに。
さっそく専用ダイヤルに連絡したら速攻でつながり、一番近いタクシーを探してくれました。
そして、8分後には待ち合わせ場所に迎車。
産院の場所も登録済みだったので、事前に最短ルートを調べてくれていて、かなりスムーズに到着しました。
陣痛で普通の会話も辛かったので、最小限のやりとりで済んだのは救いでした!
ドライバーさんも心構えができているので、終始落ち着いておられました。
もしこれが流しのタクシーで、いきなり陣痛中の妊婦さんが乗ってきたら、やっぱり驚くし不安になりますよね。
その意味でも、陣痛タクシーを利用すべきだと強く感じました。
さらに詳しい体験談はこちらの記事にまとめました。登録方法も解説しています↓
関連記事 【陣痛タクシー体験】kmタクシーはどうだった?利用方法と感想を正直レビュー
陣痛タクシーのおすすめの選び方
私はこれまで3回出産しています。
その経験をふまえて、陣痛タクシーを選ぶ際の優先順位は以下がおすすめです↓
- 配車台数が多い
- 専用回線がある
- 防水シート完備
- クリーニング代がかからない
何といっても、すぐにつかまることが一番大事。特に経産婦さんは急に陣痛が強まることも多いです。
配車台数が多い順に登録するのが正解。
妊婦さん専用のダイヤル回線があると、より繋がりやすくなります。
また、陣痛ではなく破水から始まることもあるので、防水シートの設置や、万が一シートを汚してもクリーニング代が免除になるサービスも重要ポイントです。
これらの観点から、東京の陣痛タクシー7社を比較してみました
東京の陣痛タクシー7社をサービス比較
都内のメジャーな企業で、陣痛タクシーのサービスを提供しているのは7社です。
配車台数が多い順に一覧表にまとめました↓
横にスクロール→会社名/サービス名 | 配車台数 | 対応エリア | 迎車料金 ※ | 時間指定 料金 | 専用 電話回線 | 防水シート 設置 | クリーニング代 請求 |
日本交通グループ 陣痛タクシー | 6,372台 | 東京23区/三鷹市/武蔵野市 | 420円 | 420円 (20分以内は無料) | あり | × | なし |
kmグループ マタニティ・マイタクシー | 4,349台 | 東京23区/三鷹市/武蔵野市 | 420円 | 420円 | あり | 〇 | なし |
東京無線協同組合 プレママタクシー | 3,570台 | 東京23区/三鷹市/武蔵野市 | 320円 | 420円 | あり | × | なし |
チェッカーキャブ 子育て支援の取り組み | 3,000台 | 東京23区/三鷹市/武蔵野市 | 320円 | 420円 | あり | × | 会社による |
大和自動車 たまごタクシー | 2,178台 | 東京23区(世田谷区,杉並区,練馬区を除く)/ 立川市/昭島市/国立市/西東京市 | 23区内: 420円 その他: 300円 | 420円 | あり | 〇 | 規定なし |
帝都自動車交通 ファミサポタクシー | 1,557台 | 港区/品川区/中央区/ 千代田区/江東区/墨田区 | 420円 | 420円 | なし | × | なし |
日の丸交通 子育てタクシーこうのとりコース | 1,367台 | 東京23区/三鷹市/武蔵野市 | 320円 | 420円 | なし | 〇 | なし |
※迎車料金とは別に、通常のメーター料金がかかります
公式サイトに書かれていない情報も、電話で問い合わせして確認しました
データは2022年8月時点のものです。
最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
全社とも共通して、
- 24時間365日対応
- 登録は無料
となっています。
それぞれどんな特徴があるのか、順番に見ていきましょう。
日本交通グループ(陣痛タクシー)
業界最大手で、配車台数がダントツに多いのが特徴。
日本で最初に陣痛タクシーを始めた会社です。
2012年のサービススタート以降、累計で10万件以上のご登録をいただいています。
日本交通グループ公式サイトより
現在は毎月東京都内の妊婦さんの約30%からご登録いただいており、多くの妊婦さんから支持をいただいています。
このように実績も申し分なく、全ドライバーさんが助産師による講習を受けているという力の入れっぷり。
ぜひとも登録しておきたい会社です。
一点だけデメリットを挙げると、防水シート設置のサービスがありません。
乗る時はバスタオルかレジャーシートの準備が必要です
\配車台数ナンバーワン/
完了まで1週間ほどかかるので、出産予定日1ヶ月前までの登録が推奨されています。
kmグループ(マタニティ・マイタクシー)
2番目に配車台数が多いのはkmグループ。
対象エリアや料金などは日本交通グループと変わらないですが、特筆すべきは防水シート設置のサービスがあること!さらに車内の除菌・消臭もしてくれるそうです。
このサービスは嬉しいですよね♪
すべてのドライバーさんが陣痛時の送迎講習を受けている、という点も好感が持てます。
ぜひとも登録をオススメしたい会社です。
実際に使ってみた体験談はこちら↓
関連記事 【陣痛タクシー体験】kmタクシーはどうだった?利用方法と感想を正直レビュー
\大手で安心&サービスも充実/
出産予定日が近い方は、登録が間に合わない場合もあります。
その際は電話でタクシー手配が可能です。
kmコールセンター
03-5530-6001(24時間365日)
東京無線協同組合(プレママタクシー)
東京無線は迎車料金が安いのが特徴。
大手の420円よりも100円安い、320円となっています。
配車台数は3番目に多いし、専用回線の設置やクリーニング代免除とサービスも充実。
ただ協同組合という名前の通り、ひとつの企業ではなく、色々な会社が集まった組合という位置づけです。
全ドライバーが一律に対応できる訳ではなく、選抜乗務員が来てくれる仕組みとなっています。
\迎車料金がお得/
登録には数日かかる場合があります。
チェッカーキャブ(子育て支援の取り組み)
チェッカーキャブも迎車料金が320円とお得。陣痛タクシー専用の回線も用意されています。
ただし、東京無線と同じく協同組合なので、会社によってクリーニング代が請求される可能性がある、という点は留意したいところです。
\迎車料金がお得/
大和自動車交通(たまごタクシー)
大和自動車は、23区外のエリアが広いのが特徴です。
当記事で紹介する7社の中で、立川市・昭島市・国立市・西東京市に対応しているのは大和自動車だけ。
そして防水シート設置のサービスもあるのが嬉しいポイントです。
対象エリアにお住いの方は、ぜひ検討してみてくださいね。
\区外の対象エリアが広い/
帝都自動車交通(ファミサポタクシー)
帝都自動車交通の対象エリアは、港区・品川区・中央区・千代田区・江東区・墨田区です。
シートを汚した際のクリーニング代免除や、webだけではなく電話でも登録可能(24時間年中無休)なのは有難いサービス。
ただ、ここまで紹介した5社と比べると目立ったメリットが無いので、余裕があれば登録する感じでいいかなーというのが正直な感想です。
\登録はwebか電話で/
電話予約はこちら↓
03-3643-6881(24時間年中無休)
日の丸交通(子育てタクシー)
日の丸交通は迎車料金が安い上に、防水シート設置やクリーニング代免除のサービスまであります。
料金は320円(区内外共通)
また個人的におすすめなのが、チャイルドシートを無料設置して送迎してくれるサービス。産院からの退院時などに便利です。(詳しくは後ほどご紹介します)
配車台数は少なめですが、サービス面で優れているのでおすすめです。
\コスパが良くてサービスも充実/
東京の陣痛タクシーの料金
陣痛タクシーの料金は、基本的に普通のタクシーと変わりません。
ご参考までに、東京23区・武蔵野市・三鷹市の場合はこちら↓
初乗運賃 | 1,052kmまで420円 |
加算運賃 | 233m増すごとに80円 |
時間距離併用運賃 | 1分25秒ごとに80円 |
深夜早朝割増 | 22時~5時まで2割増 |
迎車料金 | 事業者ごとに設定 |
障害者割引 | 1割引 |
遠距離運賃 | 9,000円を超えた金額について1割引 |
つまり、通常のメーター料金+迎車料金(300~420円)がかかります。
さらに時間指定で「何時何分に来てください」とお願いすると、時間指定料金(420円)も追加されます。
私は深夜に陣痛がきたので割増料金もかかりました。
金額は余裕を見ておいた方がいいかもしれません。
あと意外と盲点なのが支払い方法。
一旦陣痛が始まると本当にしんどいので、電子マネーでタッチ決済できるように準備しておくと便利ですよ。
東京の陣痛タクシーはすぐ来るのか
東京23区内在住の筆者が、深夜にkmタクシーへ配車依頼したところ、約8分で来てくれました。
配車台数ナンバーツーの会社でこんな感じ。
予想よりはるかに早かったです
ただネットで色々調べていると、「陣痛タクシーを手配できなかった」という口コミもあるんですよね。
お住いの地域や天候、道路状況にも左右されるので一概にすぐ来るとは言えません。
配車率を上げるための対策2つ
配車率を上げる対策としては、
- 複数社登録しておく
- 配車アプリをダウンロード
この2つが有効です。
対策① 複数社登録しておく
陣痛タクシーの登録は無料です。
実際に使わなかったとしても損はないので、配車台数が多い順に複数社登録しておくのがおすすめです。
個人的には、大手2社の日本交通とkmグループは必ず押さえるべき。
その他はサービスを比較しながら検討してみて下さい。
対策② 配車アプリに登録しておく
陣痛タクシーがつかまらない場合に備えて、配車アプリをダウンロードしておくと安心です。
配車アプリは提携先が多く、一社一社個別に連絡するよりも効率的。
そして迎車料金がかからない会社を選べたり、あらかじめ到着時刻が分かることもメリット。
主な提携先:
GO ⇒ 日本交通グループ、帝都自動車交通、東京無線、日の丸交通
S.RIDE ⇒ kmグループ、大和自動車交通、チェッカーキャブ
この2つで都内のメジャー企業はほぼ網羅しています。
事前に妊婦検診などで使ってみて、アプリの操作に慣れておくと安心ですよ
陣痛タクシーを利用する際の注意点
陣痛タクシーを利用する際の注意点を3つご紹介します。
- シートを汚さないよう準備しておく
- 陣痛が強い場合は産院に指示を仰ぐ
- 待ち合わせ場所や経由先の有無を確認しておく
順番に見ていきましょう。
注意点① シートを汚さないよう準備しておく
一般のタクシーでは、シートを汚してしまった場合にクリーニング代を請求されることがあります。
陣痛タクシーなら請求されないケースがほとんどですが、念のため臨月に入ったら以下を準備しておくと安心です。
- レジャーシート
- バスタオル
- 夜用ナプキンなど
すぐ取り出せるように、私は陣痛バッグに入れました。
詳しくは「入院バッグと陣痛バッグの中身を公開」にまとめていますので、ご興味があればご覧ください。
注意点② 陣痛が強い場合は産院に指示を仰ぐ
一般的に陣痛や破水だけなら救急車は使わず、自家用車かタクシーが推奨されています。
でもタクシーは医療行為が一切できないので、あくまでも自己責任です
自力で乗車できないような痛みがあれば、必ず産院に指示を仰ぎましょう。
お産の進みは人それぞれ。決して過信しないことが大切です!
注意点③ 待ち合わせ場所や経由先の有無を確認しておく
陣痛タクシーに登録する際、乗車場所を細かく指定できます。
自宅のインターホンを鳴らしてもらうのか、指定の場所で待ち合わせるのか、事前に細かく決めておきましょう。
また上のお子さんがいる場合、途中で実家などへ預けてから産院に向かうケースもあると思います。
その場合は「経由先」として住所登録しておくとスムーズです。
陣痛タクシーは陣痛以外でも使える
陣痛タクシーは陣痛以外でも使える場合がほとんどで、妊娠中のおでかけや定期健診、退院時の送迎などに便利です。
またチャイルドシートを設置してくれる会社もあり、今回紹介した7社の中では日本交通と日の丸交通が対応しています。
タクシーではチャイルドシートの着用が免除されてますが、新生児と乗る時はあった方が安心ですよね
ぜひ活用してみてくださいね。
陣痛タクシー Q&A
最後に、陣痛タクシーに関するよくある質問をまとめました。
Q:陣痛タクシーはいつ登録すればいいの?
A:出産予定日1ヶ月前までに登録しておくのがおすすめです。
業界最大手の日本交通グループもそう推奨しています。
厳密には各社とも「〇〇日前まで」と決められてる訳ではありませんが、登録に1~2週間くらいかかるので早めの登録が吉。
もしギリギリになってしまった場合は、コールセンターに問い合わせてみましょう。
登録はできなくても、配車可能な場合があります。
Q:陣痛でタクシーは断られるの?
A:断られることもある、というのが事実です。
yahoo知恵袋などで、実際に断られた人の口コミがでてきます。
私が2人目出産で流しのタクシーを使ったときは、運よく断られなかったですが、かなり驚かれて心配はされました…
リスクを減らすためにも、複数社の陣痛タクシーに登録するのが安心ですね。
Q:陣痛タクシーのエリア外に住んでたらどうする?
A:最寄りのタクシー会社へ、事前に問い合わせましょう。
陣痛タクシーのサービス自体がなかったとしても、配車可能な会社をいくつかリストアップしておくと良いと思います。
また対象エリアが広い配車アプリ(GOやS.RIDEなど)も、合わせてダウンロードするのがおすすめです。
Q:陣痛タクシー登録でもらえるプレゼントはある?
A:2022年現在、プレゼントがもらえるキャンペーンは見つかりませんでした。
以前は日本交通グループが「マタニティギフト」を配っていましたが、2019年1月で終了しています。
東京のおすすめ陣痛タクシーまとめ
陣痛はいつ・どこで・どんな状態で始まるか分かりません。
いざ始まったときに、1人でも確実に産院へたどりつく手段である「陣痛タクシー」に登録しておくことはとても重要です。
当記事では、東京の陣痛タクシー7社をご紹介しました。
- 日本交通グループ
- kmグループ
- 東京無線協同組合
- チェッカーキャブ
- 大和自動車
- 帝都自動車交通
- 日の丸交通
(各社のサービス一覧表はこちら)
タクシーを選ぶ際は、
- 配車台数が多い
- 専用回線がある
- 防水シート完備
- クリーニング代がかからない
このあたりを意識して、複数社登録するのがおすすめです。
配車アプリの登録も効果的。
準備は万全に、安心して出産を迎えましょう!