こんにちは、えみ(@emi_airline)です。
出産準備で早めにチェックしておきたいのが、陣痛・入院時に必要なものですよね。
私は初産の時、何を準備してよいか分からずひたすら体験談を読みました。
そしてあったら良さそうなものは片っ端からつめこみ「長期旅行ですか?」ってレベルの大荷物(笑)
結局使わないものが多くて、そのくせ足りないものがあって困った記憶があります…
反省をふまえ、2人目・3人目では本当に必要なものを厳選したので、身軽で快適な入院生活でした!
そこで今回、出産入院で本当にあってよかったもの10品を、ランキング形式でご紹介したいと思います。
初めてご出産を迎える方のご参考になれば幸いです。
目次
1.出産入院って何が必要なの?
まずは最大の壁である「陣痛」にそなえよう。と思われるかもしれませんが、実は産まれた後もすごく大変です。
赤ちゃんに会えて幸せなのですが、同時に体中のあらゆる痛みと戦いながら不眠不休のお世話がつづく・・・
産後の入院生活は、はっきり言って過酷です。
(※ちなみに私は無痛分娩で出産し、産後すぐから母子同室でした)
そこで、ご紹介の10品は「必要度が高かった順」でランク付けをしました。
具体的には、
産後の痛みを和らげてくれたもの
↓
陣痛時にあって助かったもの
↓
入院生活であって便利だったもの
という順になっています。ではさっそく第1位からご覧ください。
2.あってよかったもの【ベスト10】
第1位:円座クッション
最も辛かった痛みが会陰切開の傷でした。麻酔が切れた直後から激痛で、歩くのはもちろん、立つのも、座るのも、横になるのも辛い!!
痛み止めは処方されますが、効果があまり持続せず6時間空けないと次のを飲めません…。
入院中は2~3時間おきに授乳があり、30分くらいずっと座った体勢になるので円座クッションは手放せませんでした。
私は事前に準備しておらず、産院の売店で買ったので高くつきました…(泣)
退院後も1ヶ月間ずっと使っていました。
第2位:メデラ ジェルパッド
次に辛かった痛みが乳頭裂傷でした。
最初は赤ちゃんがうまく吸えずに血豆ができたり、切れて血が出たり…授乳の度に激痛が走ります。
乳頭保護クリームを塗っても痛かったので、泣く泣く助産師さんに相談したところ教えてもらったのがコレ。使い始めてから劇的に改善し痛みを和らげてくれました!
2人目の時も持って行った必需品です。
ジェルシートを直接肌に貼るタイプで、24時間使い捨てなので結構なお値段します。1枚が大きいため4つにカットして使うと節約になります。
第3位:着圧ソックス
出産翌日あたりからむくみが酷く、足の甲までパンパンになりました。象の足?ってレベルでした。
分娩後に羊水が外へ出るため体の水分量が激減し、ためこもうとするのが主な原因のようです。
入院中ずっと履いてたので、退院する時には少しマシになりました。
ちなみに、会陰痛でソックスを履くのにも一苦労なので、締め付けがきつくない「就寝時OK」のタイプがおすすめです。
第4位:テニスボール
陣痛時のお助けアイテムとして良く聞くテニスボールですが、本当に効果がありました。
子宮口4~5cmくらいの時から、麻酔投入までずっと押してもらいました。
産院の分娩室にあらかじめ用意されていることも多いので、事前に確認してみると良いと思います。
第5位:ストロー
陣痛中や産後、痛くてベッドから起き上がれない時に横になったまま水分補給できるので便利です。
コンビニでもらえる普通のストローや、ある程度の長さがあって先が曲がるタイプなら何でも大丈夫です。
ペットボトルキャップにはめ込めるタイプのものが100均に売っていますが、形が合う・合わないがあるため事前に確認が必要です。
第6位:スマホ充電器
これは陣痛中も入院中もマストアイテムです。臨月に入ったら常に持ち歩くのが良いと思います。
特に初産は時間がかかることが多く、赤ちゃんとの写真撮影を逃さないためにも充電しておくと安心です。
第7位:耳栓&アイマスク
相部屋の場合は必ず持っていきたいアイテムです!
私は4人部屋で母子同室だったので本当に眠れませんでした。
自分の赤ちゃんが2~3時間おきに起きるし、他の赤ちゃんの泣き声も不規則に聞こえるので、入院5日間で3時間まとまって眠れたのはわずか2回…
少しでも体を休めるために、安眠グッズは大切です。
赤ちゃんの泣き声は高いので、耳栓をしていてもすぐに気づきお世話に支障はなかったです。
第8位:S字フック
なぜこんなものが必要なの?と思われるかもしれませんが、あると大変便利です。
ティッシュやリップクリーム、眼鏡などの身の回り品を小さいバッグに入れ、S字フックでベッドの柵にかけておくと起き上がらずに済みます。
ビニール袋をかけてゴミ箱にもできるので、2~3個あると良いと思います。
第9位:白色ワセリン(ベビーワセリン)
ワセリンの中でも純度が高いもので、赤ちゃんの口回りやおむつかぶれにも使用できます。
大人のスキンケア・ハンドケアにも使えるので1本あると便利です。
おむつ替えの頻度が高く、手荒れしやすいので保湿はマストでした。
ちなみに、ワセリンには色々種類があり、黄色ワセリン → 白色ワセリン → プロペト → サンホワイト、という順で純度が高くなります。
サンホワイトはお値段やや高めですが、低刺激で新生児にも安心して使えます。全種類試しましたが、伸びが良くて一番使いやすかったです。
第10位:ふりかけ
病院のお食事は薄味なところが多いですよね。体には良いですが産後の疲れには味気なく、テンションも下がります…
ごはんやおかずにもかけられる「ふりかけ」があると便利です。
3.ランキング外だけど、あって良かったもの
- 骨盤ベルト
分娩直後の骨盤はゆるゆるで歩くのが不安定でした。ベルトで固定してあげるとシェイプアップにも良いと聞き、入院中は極力付けるようにしました。 - おしりふきのフタ
1日に10~15回くらいおむつ替えがあるので、おしりふきに直接貼り付けてワンタッチで開くタイプのフタがあると快適です。 - 箱ティッシュ
母乳を拭いたりするのに結構使います。産院の売店だと高かったりするので、箱で持っていくと便利です。(部屋に備え付けの場合もあります) - 使い捨てスリッパ
退院時に捨てていけるので衛生的でした。 - ビニール袋
産褥ショーツや授乳ブラなど、シャワーのついでに手洗いすることが多いので、濡れたものを入れたりするのに何枚かあると便利です。 - クリアファイル
入院中のスケジュール表やお知らせ、退院時の書類などたくさん渡されます。1~2枚あると仕分けできて便利。
骨盤ベルトで有名なのは「トコちゃんベルト」、妊娠中から愛用していました。
3人目の妊娠で買い替えて今2代目です。
おしりふきのフタは5種類以上試しましたが、片手でワンプッシュで開く「フタップ」が一番優秀でした。
4.【おまけ】いらなかったもの
- 汗拭きシート
分娩直後に使うつもりで持っていきましたが、そんな余裕はなかったです。おしりふきでも代用できます。 - イヤホン
母子同室で2~3時間おきに起きるのでヘトヘト。テレビを見る余裕はなく使いませんでした。 - ミニ置時計
暗い中で時間を確認することが多いので、スマホで十分でした。 - 湿布
無痛分娩だったので筋肉痛が全くなく、結局使いませんでした。 - まくら
最長でも3時間しか寝れなかったので、産院のまくらで十分でした。 - 授乳クッション
分厚いものを持参しましたが、産院にあるもので十分でした。高さが足りない場合は、下にバスタオルを丸めてひくと良いです。 - アロマ
陣痛を和らげるために持っていきましたが、結局使わず。なんなら存在自体忘れてました。 - うちわ
これも使う余裕がなかったです。隣であおいでくれる人がいるならあってもいいかも。 - 雑誌
陣痛が始まったら活字など読む気が失せます・・・ - 母乳パッド
母乳が出始めたのは2日目くらいからで、量も少なく結局使いませんでした。しかも乳頭に傷ができてしまうと擦れて痛いので、布タイプのパッドの方が低刺激でおすすめです。 - 爪切り
忘れたけど産院で借りられました。 - 生理ナプキン
産褥パッドが配布されたので不要でした。 - 普通のショーツ
入院中は産褥ショーツしか使いませんでした。 - コップ
ベッドから起き上がるのが辛いので、ペットボトル+ストローが便利です。
退院後は授乳クッションがあると便利です。
授乳期間は1年以上続くこともあり、肩こりも辛いのでなるべく厚みがあるものがおすすめです。
色々比較してみて、特に厚みと弾力があったのが青葉のもの。全然ヘタらず2人目でも使えました。
肌が弱い方は、母乳パッドは布製がおすすめです。洗濯して繰り返し使えるのでエコです。
分厚いものは使っているうちにカビてくるので、速乾タイプが長く使えました。
以上です。いかがでしたでしょうか?
産院や出産方法によって必要なものも変わってくると思いますが、参考にしていただけましたら幸いです!